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深津絵里が第34回モントリオール世界映画祭最優秀女優賞を受賞したことで話題の「悪人」を観てきました。
予告で観たときから観たいと思ってたので相当楽しみでした。
[100点]「誰が悪人か」 シンプルなタイトルだけど、観終わってみると、随分深いタイトルだな、と思いました。 観る人によって、見解は分かれると思いますが、この映画には何かしらの悪を持った人がたくさんでてきます。 というか、出てくる人間みんな悪を持っていると思います。 ただ、主観をどこに置くかで誰が悪で誰が悪じゃないか、と偏ると思います。 誰かしら、自分の境遇に近い人が出てると思います。 その人に主観を置いて観てみるのと、その人以外に主観を置いて観るのと できれば複数回観てみたい気がします。 が、そう何度も観られるポップさは当然ありません…。 こんな風に、色んなことを考えながら観れる作品なので、ラストシーンで下手にまとめてくれてなくて良かったです。 ぼんやりしたセリフで、ぼんやりした終わり方です。 だからこそ、後を引いて、逆に後味良く観れました。 話は変わりますが、こんなに爽やかじゃない妻夫木聡を見たのは初めてです。 池袋ウエストゲートパークでヤクザの役をやってたけど、あれはあれで爽やかでした。 Posted by やまも島-movie on 2010/09/12 with ぴあ映画生活 にほんブログ村 PR |
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